さすが慶應、見事な集中力! ワセダ惜敗。

ワセダ惜敗。さすが慶應、見事な集中力!
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(満員の秩父宮。両軍のラインアウトの攻防)
早慶戦は早明戦と共に、毎年、最もワクワクする試合をしてくれる。
今年も期待にたがわず、大熱戦を展開した。  早慶戦が毎年満員になる理由が、今日の試合でも随所に見られた。

「慶應はどの様にして早稲田に勝っか?」というテ-マを 「よく考えられた戦術+魂のラグビ-」で実践し、僅差の勝負を見事ものにして10年ぶりに勝利した。                  
  慶應10-8ワセダ。

慶應はワセダを非常によくスカウティングしていたように思える。 ワセダの攻めパタ-ン、個人個人の動きを良く捉えていて、対処の仕方を十分考えていた様だ。 

 更に、此の一戦に懸けて、全員が80分間集中力を切らさず、まさに魂を込めて、戦いきったのは見事と言うほかはない。 

 かって、素材に恵まれなかった早稲田が、研ぎ澄まされた強い精神力と、鉄壁の防御で沢山のフアンを育んできた事を思い起こさせられる様なシ-ンを、今日は何回も慶應に見た。

 ワセダも非常に良く攻め、良くタックルして戦った。 しかし今日は最後に慶應が「勝ちたい気持ちと執念」で上回っていたと言うのが事実だろう。 

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(写真、ワセダのDFも非常に良かったが----)ワセダは試合全体の6-7割はゲ-ムを支配していたが、ここぞと言う時の精神の集中力で及ばなかった気がする。

慶應のDFは見事だった! タックルは低く、鋭く、前に出る! 一人目が先ず確実に一発で倒し、すぐ二人目がボ-ルを奪いに入る!。 FWの寄りが早い! ワセダは何度タ-ン・オ-バされた事か?

ワセダが何度か続けてボ-ルを廻しても,しつっこくタックルされて、ついには攻め疲れるほどだった。(ワセダのゲ-ム・メ-クももう一工夫欲しかったが---)


慶應はワセダに早い球出しをさせない様に、ハ-フにしっこく絡んだ。  また、ワセダのキ-になるBKの選手に対する考えられたDFで、なかなかラインブレイクさせなかったが、ブレイクされても二人、三人とバック・アップしてなかなか割らせなかった。
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(慶應の厳しい、粘り強いDF)
慶明戦で、明治のモ-ルに3度もゴ-ル・ラインを割られても、ダウン・ボ-ルさせなかったが、なんと今日もワセダに3度ゴ-ル・ラインを割られても、2-3人のタックルでトライを防いだ。 驚くべき最後の1秒に対する精神の集中力だ。

 80分間やりきったノ-サイドの瞬間、慶應の選手たちは歓喜の涙に暮れていたが、周りのワセダフアンも自然と拍手していた。

 得点経過は前半は共にペナルティ・キックの3点づつ。

 後半、慶應の得点は12分のNO8・小沢副将のタテへの突進を基点に、ハ-フの素早い2人飛ばしパスで右ライン際に回りこんでいた12・竹本主将に渡り右隅にトライ。

 ワセダの得点は後半20分の山中選手の突進からのこぼれダマを、追走していた4・岩井選手がとっての左隅へのトライ。

慶應・和田選手のゴ-ル・キックの真剣さ、1年児玉選手の1mでも有利にと慎重に、丁寧に蹴るタッチ・キック(2-3スライスはあったとしても)、今シ-ズン初出場ながら竹本選手の勝負強さ、---やはり今日の試合は慶應の頑張りに拍手を送りたい。

 ワセダは若いFW第一列の攻守にわたる奮闘、途中出場のフランカ-金選手の動きの良さ、ライン・アウトの改善など、今後の楽しみも増えた。  しかし、終盤、ボ-ルを持っても迷う姿を何回も見たが、BKリ-ダ-が不在のように思えた。

 攻めあぐねて、ゲ-ムが膠着した時のゲ-ム・メ-クが、接戦が続くと思われる今後の大きな課題となりそうだ。  

 次の早明戦、この粘り強い慶應、あの強力FWの帝京に競り勝ってきた全勝の復活明治との大一番、間違いなく近来にない大激戦となりそうだ。

 なによりも精神力の勝負と思う。  悔いない戦いを祈る!

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(ハ-フ・タイム、華やかに両校のチィア・リ-ディング)











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