マチュピチュ‐-2  聖なるゾ-ンと見事な石組

マチュピチュ‐-2
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見張り小屋の上の位置から全体俯瞰すると、真ん中の広場の左側に、神殿や太陽崇拝の設備などがあり、右側に住居や月の天体観測設備、コンドルの神殿などがある。
先ず、インカ道からマチュピチュヘ入って来た積りで、順次、ゆっくり見始めた。 
まづ、見張り小屋。
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マチピチュの何処からも見る事が出来、同時に此処からはインカ道の入り口を始め、マチュピチュの前後、左右、山も谷も見渡せる。  間違いなく見張れる場所だ。  建物はシンプル。  見本として、茅葺きの屋根が被せられ、外側に階段用の丸石が見える。
この丸石は、殆ど総てのインカの建物施設にある。 
石の組み立て方は、建物の重要度によって違う。 使われている石の質と、研磨具合、積み方の精度を良く見ると面白い。

見張り小屋の上の広場、段々畑の最上段の台地に葬儀の石と呼ばれている下の写真の石がある。 この上で死者を弔ったか?  根拠はこの周辺で170以上のミイラが発見された為‐‐‐。
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3段の階段、左に小さな穴が開いている。  生贄の動物を繋いで、上の平らな所で殺したのではとも推測されている。
この上の方に、石で組まれたやや広い所・使途不明の建物跡がある。  墓地か、倉庫か、かなりの石組みが残っている--。

下へ降りて行くと、太陽の門と呼ばれるインカ道からの入り口・昔の正門?がある。 
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この門、内側から見ると両脇のくり抜かれた円形の窪み、上の門の横石にもくり抜きがある。  扉様の穴か? イザの時、侵入を防ぐカラクリではないか?との説がある。
この門を真っ直ぐ進んだ所に石切り場がある。
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 大きな石がごろごろ転がっており、マチピチュ建設用の資材が此処で作られたのが判る。  石を割るために楔を打ち込んだ跡が残っている石、二つに割るための割れ目を刻んだ石も残っている。 

ここは雨量が多く水はけを良くしないと石壁が崩れる危険がある。
そのため適度に水はけの小穴が石組に組み込まれてもいる。

感心するのは農作物を作る段々畑のつくりで、石壁の上のほうからジャリ石、小石、中石、大石と組んであって壁の手前に水はけ用の溝が走っている。  大雨でも水が溜まらない様に作られており、 非常にがっりした造りだ。
しかも、石は阿弥陀模様に組んであって重さが下に確り伝わって磐石にしてある。

此処は隠れ場所が多いせいか、可愛い小さなトカゲがちょろちょろ顔を出す‐‐‐。

石切り場の先を少し昇ると「神聖な広場」に出る。
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正面が「主神殿」、真ん中に、何を供えたか長さ4.5mの角石、壁にはインカ建物の特徴の、台形の窪み(物置き場)が17も‐‐‐。  後ろの山は借景として申し分ないワイナピチュ。
 太陽の昇る東には「3っの窓の神殿」。 
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インカの伝説に、初代皇帝が洞窟の3っの窓から誕生したと言う話にもとずくと言う。 この窓、正確に夏至の日の出の位置を示していると‐‐‐。  当日は7/6、夏至から12日違いだが間違いなく正確だと思った。  この辺の石組みは丁寧で綺麗だ!
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神聖な広場の周りには見事な壁が2-3作られ、その中に大きな供え物様の石も置かれていて、いかにも「大切な場所」と言う雰囲気がある。 上の写真はインカらしい角の多い独特の石組の壁。  窓から見えるのは見張り小屋。
壁の形と階段用の丸石があることから、屋根が有ったと思われる。  神聖なる広場全体を覆っていたのではないか?

その上へ階段を上ると、施設の最高所である日時計とも、太陽をつなぎとめる石(インティワタナ)とも言われる36cmの角柱を中央に立てた花崗岩の巨石がある。 
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 角柱の4隅は東西南北を示し、対角線上を冬至の日の太陽が通過する様だ。
命綱の作物の成否を決める太陽が、これ以上遠くへ行かない様に、繋ぎ止めたいという気持ちだったのだろう。

私は15‐6歳の頃、どん底を経験した事がある‐‐‐。  その当時、どんな辛い時も、常に変らず登る朝日に手を合わせた事が何回もある‐‐‐。

太陽に対するインカの敬いが良く判る‐‐‐。  此処にある石に手を触れると、磁気を感じ、元気が沸くらしい‐‐‐。

此処からの眺望は近くは深い谷底、続いて緑の山々、左手遠くにはこの近辺で一番高いサルカンタイ山を始めとした冠雪のアンデス山脈! 360度、全く素晴らしいの一言!

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