マチュピチュ-1  優れた立地の全体像

マチュピチュ-1  4:30起床、5:30朝食とり、6:00バス乗り場へ。 
バスは常に1‐2台が待機、満席になり次第出発。 3台目に乗れ約30分、写真の様な13往復のつづら折の坂道を400m登る。
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右は谷、左は絶壁、しかも未舗装で凸凹の道、バスはガタガタ走る‐‐‐。 ガ‐ドレ‐ルは全くない---。  道幅も無いので、下りの車と行き交うと、どちらかが広い道までバック‐‐‐。  スリルがある。  まだ環境は整備されていない‐‐‐。
終点で降りると目の前に入り口。  そこでパスポ-トを見せ、入場券を見せ、判をもらい、暫く山道を登った。
やがてマチュピチュ入り口に着いたが、私は其処からは入らず、まづ全体を俯瞰する為、左上のインカ道の峠を目指した。
見張り小屋が右上に見えて来た---。
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ツイ、気がせいて急ぎ足になる‐‐‐。 トタンに息苦しくなる。  高地であることを思い出し、高山病対策の深呼吸をし、コカ茶を飲む‐‐‐。  コカの葉を精製した物はコカイン‐‐‐これは世界中で非合法だが、アンデス各地では高山病対策に、ホテルなどで葉とコカ茶にした物が用意されている。  葉を5‐6枚と茶をペットボトルに詰めて来た。
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10分登って、右側が開け、マチュピチュが薄い朝キリの中、姿を現した!
更に登ってインカ道入り口の峠に着いた。  左を見れば、深い谷の向こうに、近くの山々に続いて遠く冠雪のサルカンタイ峰6271m始め、5000m級の雪のアンデス山脈、  東にも、谷を越えて、近くの3000m級の山の上に、更に6000m級の雪山が覆う様に重なり、既に朝日に輝き始めている‐‐‐。
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7:10、右の東の山陰から朝日が差し始め、マチュピチュを照らし始め、やがて全景が朝日を浴び、輝きだした!

正面にワイナピチュ(若い峰2700m)、写真の後ろにマチュピチュ(古い峰3050m)、 マチュピチュ遺跡はその真ん中の鞍部に在る‐‐‐。
左側は、狭い段々畑が急角度で深い谷川に突っ込む様に造られている‐‐‐。
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こんな絶壁に近い所に、何でわざわざ急角度の狭い畑を造ったのか?‐‐‐‐。  
発見者のビンガム博士は地元の少年に案内され、此処を登ってきて発見したと言う‐‐‐。 

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太陽の神に捧げるチチャ酒の原料となるトウモロコシの畑だったと言う。  確かにこの急な、狭い段々畑の真上の高い所に太陽神を崇める神殿がある。 チチャ酒はトウモロコシを発酵して作る酒で、ペル-では良く飲まれるが、作物の収穫の前後に土地にも撒いて、神に感謝をする神聖なの物でもあるようだ。
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 いわば、天に近い神の為の神聖な畑だったから、天に近くこんな所に作ったのか?---

右の方も崖だ! 崖下はウルバンバ川、マチュピチュ村はこの下にある。
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  マチュピチュは前後を高山に挟まれた鞍部に、両サイドを500-800m程の、いわば千刃の谷に囲まれ、更にその谷の絶壁の先に、2500‐6000m級の山が連なる山中の中に造られている!---  
インカ帝国を征服したスペイン軍が見付けられなかったのも無理はない。

此処が造られたのは、15世紀半ばから16世紀前半頃だが発見されたのは20世紀。
しかし、高い山中にも拘らず、不思議なほど、風は爽やかで、高地の真冬と言うのに寒くない---。  意外に住み易そうだ‐‐‐。

この場所に、どの様な理由にしても、この様な物を造ろうと発想した男---、先ずその発想が凄い!  それを実行したリ-ダ-シップと可能にした権力---。  これだけの物を造るのに、一帯、何年掛かったのだろうか‐‐‐。
実際、此処に来て、周りの環境を見て、 施設を見て、 やはり、 途方も無い世界遺産だ! と改めて感じた。
マチュピチュは、世界でも珍しい自然遺産と文化遺産の複合遺産となっているが、納得!

上の方の広場には5-6匹のリャマがノンビリと草を食んでいる‐‐‐。  その上の峰がマチュピチュ峰、頂上にインカの虹色の旗が翻るがえっている‐‐‐。
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 ペル-の旗ではなく、インカの旗を掲げているのもいい。

マチュピチュはインカ帝国の王族、貴族の離宮として造られ、500-1000人ほどが生活していたらしい。
2007年に新世界7不思議の一つに選ばれたが、マダ解明されていない事が沢山ある。

見張り小屋の下方に大きな広い段々畑があるが、ここでトウモロコシ、ジャガイモ、アボガド、等を作り不足分は近くの地域から豆、野菜、果物等を運んだようだ。


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