帝京との大一番、ワセダ苦戦するも辛勝!

 快晴の秩父宮、ワセダは昨年の日本一を争った帝京戦に今年も大苦戦したが、辛うじて1PG の差で6-3で辛勝した。(前半3‐0、後半3-3)
 今年も覇権を争う両チ-ムらしく、気迫のこもった緊迫した好ゲ-ムと成った。

 互いにミスもペナルティも多かったが、それも両チ-ムのこの一戦に懸けた気迫の結果と思えるもので、両チ-ムの健闘に拍手を送りたい。
画像  (写真はワセダの展開に対し帝京の早いDFライン)

 既に筑波に一敗して、対抗戦連覇の為には後が無い帝京のこの一戦に懸ける気迫は見事だった。

 対早稲田戦の戦略を十分検討してきたと思われる戦い方で、最後まで一瞬にして勝敗が分かれる緊迫したゲ-ムとなった.

 夏の菅平練習試合では36‐7でワセダが勝っており、シ-ズンに入ってからは対筑波戦ではワセダは快勝、帝京は0‐7の敗戦という結果からワセダ有利と考えられていたが、やはり帝京は本領を発揮し始めてきた。

 帝京は平均100キロを越す強力FWを中心に、ブレイクダウンに於いて鋭く、激しくプレッシャ-を懸けてワセダの早い球出しを阻み、早いライン攻撃を阻止した。

 ワセダが球出しをした段階では帝京BKはラインDFが整っており、一次DFをブレイクしても帝京3列がカバ-DFして、ワセダは殆ど3次まで攻撃が繋がらない。画像(写真はワセダの突進に対し、分厚い帝京の防御)

 ブレイクダウンでは明らかに帝京の気迫と勢いが上回り、再三タ-ンオ-バされたが、その後は帝京はラインに廻さずキックを上げて陣取りに来た。 ワセダはそこをFB田辺中心に冷静に処理をして、陣取り合戦ではブレイクダウンの劣勢を広げずに済んだ。

 
画像
(写真はラインアウトの激しいボ-ルの争奪戦)

 帝京は気持ちが行き過ぎて再三反則を犯したが、見事にワセダをノ-トライに封じた。

 しかし帝京は今回やや専守防衛中心で、攻撃面ではハイパン中心に敵陣に入り、自慢のFWを使う積りだった様だが、ワセダのDFも流石に隙を見せず、後半25分前後のゴ-ル前の帝京モ-ルの大ピンチも見事なDFで跳ね返した。

 全体的には70%は帝京陣で戦いトライを許さづ、結果としてPK勝負となった。
 後半30分過ぎ以降、ワセダは再三帝京ゴ-ル前でチャンスを迎え何回か1,2次DFを突破したが、もう一歩の所で帝京の執拗な、見事なDFに遭いついにPKのみのスコアとなった。画像(写真は田辺選手=右上の決勝ゴ-ル)
 

 ワセダとしての問題点はやはりブレイクダウンでのボ-ルキ-プの精度と、前年同様プレッシャ-が厳しくなった時のSOの判断とキックの不正確さではないだろうか?
 特にプレッシャ-も掛かっていないPKのタッチキックボ-ルを何回も相手にプレゼントしたが、ジャパン候補のSO?としてはもう少し何とかならないものか?



 後半20分過ぎに、センタ-に判断力のある宮沢選手が入ってからラインブレイクが出来るようになってきたように思うが、12,13番の人選がこの先のビッグゲ-ムの勝敗に重要な意味を持つような気がする。
 
 ワセダFWは体格のハンディを克服して、ブレイクダウンでは差し込まれたものの、スクラムにラインアウトにサイドDFに良く戦い、ここぞの場面では見事凌駕してくれた。
 
 試合終了後、帝京岩出監督が硬い表情ながら、やや満足そうに選手たちを軽いハイタッチで迎えていたが、大学戦手権に向けての復活の手応えを感じていたからではないか?

 いずれにしても大学戦手権ではもう一度戦う事も有ると思うが、両チ-ムがどのように変化してレベルアップしてくるのだろうか?  期待して楽しみに待ちたい。

 画像

 (ハ-フタイムには帝京は若いチアリ-ディングの応援で華やかに。 対するワセダは重厚なOBグリ‐クラブの「紺碧の空」合唱)

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